お金とは何か?
子供にこう聞かれたら、どう答えますか?
『大事なもの』
『何かを買うのに必要なもの』
そんな感じでしょうか?
お金(紙幣)には絶対的な価値はなく、対価交換を便利にしているものに過ぎません。
昔は物々交換でした。
『米10kgと家畜1匹を交換ね』みたいな。
でも米を交換したい人は、これでは何十Kgも持って歩く事になってしまいます。
そこで考案されたのが、お金(紙幣)ですね。
この紙(硬貨)を米1kg分とみなします!と国が決めて取引を便利にさせたものに過ぎません。
何が言いたいかというと、お金の価値は不変ではない、ということ。今の1万円は未来永劫1万円の価値ではないのです。
昭和初期の1万円と、令和の1万円では買えるものが違うと思いませんか?
物価が上がっていくと、お金の価値は相対的に減っていくことになります。
現金として持っておく=貯金 のリスクはまさにこの点で、国の保証がなくなった途端、紙幣硬貨は紙クズになってしまいます。
最近の例だと有名なのがジンバブエ、ベネズエラです。ジンバブエドルを沢山持っていても、紙幣そのものが廃止されています。
お国事情は違いますが、お金で資産を持っておくのもリスクがあることを考慮して資産運用を検討していくべきと思います。