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ふるさと納税やっていますか?

こんにちは、TAKです。

今年もあと1ヶ月を切りましたね、皆さんどんな1年だったでしょうか?

やっぱりコロナのインパクトが強かった2020年と思いますが、TAK的にはいろいろな面で新しいスタートを切った1年でした♪

 

さて、そろそろ年末調整、確定申告の時期となりますが、「ふるさと納税」について紹介したいと思います。ふるさと納税の仕組みについてはご存じの方多いと思いますので概要は簡単に、今回はそのメリット部分について焦点を当てていきたいと思います。

結論からいうと、「所得が多い人ほどメリットを享受できる」制度なのです。

 

 まず、ふるさと納税の仕組みについて。

 ふるさと納税という呼称ですが、要は自身が希望する自治体に寄付をして、その控除を受け取る仕組みです。自治体は寄付をしてもらおうと寄付金に応じて「返礼品」を用意し、寄付者はそれを寄付と引き替えに受け取るという仕組みですね。

自治体側は寄付金としてキャッシュフローが得られる、寄付者は寄付控除を受けることで返礼品を実質格安でゲットできる、というwin-winのシステムです。

 

この制度のミソは「寄付金控除」です。

寄付金控除とは、難しい言葉で言うと、「特定寄付金を支出した際にその一定額を総所得金額から控除できる”所得控除”」です。

簡単に言うと、国や地方公共団体などに寄付した金額に応じて所得を圧縮できる ということです。

寄付金控除の控除額 =

寄付金の額 または総所得の40%のいづれか低い方の金額 - 2000円

 

ですので、上限以内の寄付を実施することで自己負担2000円で返礼品を受け取ることができる、という仕組みなのです。

 

・・・お気づきになりましたでしょうか?そうです、この控除の上限枠は総所得によって決まるのです。所得が多い人ほど自己負担2000円でたくさんの返礼品が受け取れます。すっごい不公平な感じがしますが、平たく言ってしまうと「お金持ちの人ほど得をする制度」とも言えなくもないと思います。

 

じゃあ他にも寄付をしよう!と思われる方もいるかもしれませんが、「特定寄付金」というものに該当しないとこの控除は受けられないので、例えば個人間で寄付をしてもダメ、です。

所得はそうそう変わるものではないと思いますが、利用しない手はない制度ですので、聞いたことあるけど、やったことない、なんて人もぜひこれを機に利用されてみてはいかがでしょうか。まったく損せず得をする、投資的には最高な商品の一つです。

 

TAKも今年はお米、お肉、かに、ワイン・・・なんかを2000円でもらっちゃおうと思います♪

 

※実際に控除を受けるには確定申告が必要です、制度を良く理解しご利用ください。