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米大統領選と市場動向

こんばんは。

米大統領大統領選が間近に迫ってきました。

ニュースを見てると、トランプ劣勢⁈の文字が踊っているようですが、果たしてどうなるか、、

トランプvsバイデン どちらが勝つかで、株価に影響が出るのでは?との見方がありますが、ちょっと考えてみました。

 

トランプが勝つと、株価は維持され、バイデンが勝つと株価が下がる との見方がありますが、なぜでしょう?

トランプはご存知、資産家でありビジネスマンですから、掲げている政策はアメリカでの生産拡大を引き続き進めるなど国力をあげるものが多いです(主な政策は4年前の焼き増しのようですが)

一方バイデンは法人税増税所得税、課税の見直しなど、企業投資家には嬉しくない政策が盛り込まれています。

ここが、上記の見方を招いていると思いますが、果たしてその通り株価が動くでしょうか。

トランプ政策は脱グローバル化路線ですので、グローバル展開している企業にはバイデン支持が多いとも言われているように、一概に増税=景気悪化 とはならないのでは?と思います。

 

また、過去のデータから、党によって景気が上がる、下がるという相関もないし、むしろトランプの共和党政権の方が経済成長率低いというデータもあるようです。

つまるところ、『読めません』というのが正直なところだと思います。

 

さらに、今回は史上最大の期日前投票数になっているため、郵便投票の開票作業にかなり手こずるのでは、と思われますので、3日に投票終わってもしばらく結果が確定しない可能性が高いです。

このどっちつかずの状態が1番市場の不安要素になるため、3日以降は注意が必要です。

 

4年前も事前調査の結果を覆したトランプ当選でした。今回も激戦州の支持率差が統計誤差範囲に収まっているようなので、しばらくやきもきされそうです。